国名 | エフライム国 | |
英語名 | State of Ephraim | |
国旗 | ![]() | |
首都 | イェルベル(名目上) ミシュカン(事実上) | |
元首(大統領) | ヤエル・コーエン | |
首相 | エイベル・グロスマン | |
国の標語 | なし | |
政体 | 議会制民主主義 | |
言語 | ロダム語 | |
民族 | 在来人種:ロダム人(65%)、その他(10%)、亜人種:25%、外来人種:1%未満 | |
宗教 | ロダム教(多数派)、キリスト教、イスラム教、シャーマニズム等 | |
通貨 | リブ |
概要 †
北部グランイーラに存在する国家。離散ロダム人の建国運動の成果として、多数のロダム人移民によって建国された。
国名・国旗 †
国名はロダム人の政治的アイデンティティである古代エフライム王国に由来する。
国旗中央のマークは縄の紋章と呼ばれるロダム人のシンボル。上下の青帯はロダム教の聖職者が身につける肩掛けの帯を表している。
歴史 †
先史時代-エフライム王国 †
ロダム民族の起源については文献や考古学的な資料が乏しく、民俗資料からの推測が行われているに過ぎないが、エスレーヴァ南部或いは北方の観測不能地域から現在のエフライムの領域に移動・定住したとの考えが一般的。
ロダム教の聖典カトゥーバには、 北方の土地ソノに起源を持つロダム人は"大災害”により土地を追われ、伝承上の王アサクに率いられて南の土地*1へ移住し、エフライムの国を建設したと記されている。
はじめ部族長中心の寡頭制をとったロダム人の国家は、やがてエフォク王とその子孫による王政をとり(エフライム王国)、グランイーラ北東部の広い領域にその権力を及ばせた。この時代にエフォク王がヤフナルの啓示を受けてロダム神話を纏めた聖典カトゥーバを編纂し、またイェルベル神殿を始めとするロダム教の重要な遺産が多く完成した。
グランイーラ北東部で興隆したエフライム王国であったが、やがて西方で台頭した古代ソル帝国により征服された。このときロダム人の多くは弾圧を逃れるためにエフライムを離れ、以降数千年の間、統一した民族集団を持たないこととなる。
エフライム国の成立 †
地理 †
都市 †
イェルベル †
エフライム国の法律上の首都。古代エフライム王国の首都で、かつてロダム教の宗教的中心地であるイェルベル神殿が存在した。
ロダム教、土着信仰などの別を問わず多数の神殿や礼拝所が存在し宗教的色彩が強い北東部、高層ビル群や工業団地が位置する近代的な西部、観光ホテルや飲食店が立ち並ぶ繁華街的な南東部など、様々な顔を持つ都市。
民族 †
言語 †
ロダム語を公用語とするが、それを母語とするものは多くない。
ロダム人移住者のコミュニティではその歴史的な性格上様々な言語が日常的に用いられているほか、エフライム国成立以前の居住者や亜人の間では、広くナホタ語が話される。
在来人類種 †
移住ロダム人が多数を占める。
外来人類種 †
ごくわずか。公式の人種区分においては在来人類と同一の種族であるとされ、同等の権利を有する。
亜人種 †
少数派。ロダム人との関係は険悪。北部及び西部の丘陵地帯を生活圏としており、エフライムの建国に際してはロダム人と激しく対立した。
建国初期には亜人種の管理・人類種による教育を主とした「文明化政策」がとられたが、現在は「分離発展政策」に改められている。
国民法、分離発展法などの法令により明確に人類種と区別され居住地域が制度的に制限されている他、知能や文化の点で発展途上の段階にあるとされ、政治参加を始めとする高度な知的活動の権利を有しない。
政治 †
大統領制及び議会制民主主義を採用。クネセトと呼ばれる一院制の議会を有する。
国家元首は大統領であるが、名誉職であり実権は無い。
クネセトの構成
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主な行政機関
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外交 †
- 外交関係を有する国家
- アルゲント諸侯連合 [在来人類種]
- アーネスト共和国 [外来人類種]
- オボル共和国 [在来人類種]
- ハイリッヒ・アッフェル・フリューゲル帝政連邦 [在来人類種]
- ボルトニア共和国 [在来人類種]
- ローザデルタ帝国 [亜人種]
- エルタニャ及びオモレア連邦諸邦 [在来人類種]
- ディノボルティア合州連合 [在来人類種]
- ニスカヴァーラ王国 [在来人類種]
宗教 †
ロダム教 †
ロダム人の主要な宗教的アイデンティティ。
- 聖典
古エフライム時代に起源を持つとされる書物、カトゥーバが最も重要な経典とされる。
カトゥーバの内容の多くは神話や寓話であり、明示的に記されている教理や戒律は少ない。
主要な教派において、実践的な教理・戒律の理解にはメクレト(カトゥーバの解説書群)を始めとするロダム文学の諸書が重要視されている。 - 思想
聖職者(ユアーフ):ヤフナルは古代ロダム人を伝導者として選民したとされ、ユアーフとなる資格はロダム人*3のみが有する。
改宗:ユアーフから教理・戒律について長期間の指導を受けた後、地区のユアーフ長の手で洗礼が行われる必要がある。
亜人種:主な教派は亜人種の改宗・洗礼を認めていない。また保守派を中心に亜人種、特に角や尾を持つ種族に対しての反発感情が根強い。