Mar23th

クシナダ小公国

Top / クシナダ小公国

国名クシナダ小公国
英語名Principality of Kushinada
国旗kusin.png
首都トヨノハラ
元首ウルスラ・フェーストレーム巫女長
アンナリーナ・ルーストレーム公
国の標語北洋に咲け
政体制限君主制
言語月兎語
民族月兎族
宗教民族宗教
通貨クロネ

概要

クシナダ小公国(クシナダ臨時公政府)とはフォルストレア最北の地であるクシナダ群島を領土とする国家である。
亜人種の月兎族が主体で、元首は月兎族としての儀礼・儀式を行う巫女長と政治的儀礼・儀式を行う公の二人による共同元首である。
気候は穏やかであるが非常に寒冷な地で、夏には白夜、冬には極夜が訪れる。オーロラも多く観測され、"傍から見れば美しい土地"である。

DISCORD"蒼月の杖"

樫の木が主に使われた杖で持ち手は黒柿と深い青のインクブルーサファイアで飾られている。流浪の際に歴代の巫女長はこれを手に世界各地を巡っていた。そうした長年の流浪の悲しみが染みついた杖である。闇の中で掲げると蒼い柔らかな光を放ち、目印となる。月兎族は呪いを受けやすい体質であり、他にも様々なDISCORDと何らかの関わりがある可能性が指摘されている。

歴史

流浪の民たる月の兎が次に辿り着いたのは最北の島々であった。
此処が真なる永住の地となるのか、そう願って止まない兎たちはその島々を、自らが信仰する神々の1柱である豊穣の神の名を付けた。
北西部に発生した大規模汚染に端を発する混乱により政府が機能停止状態に陥った(放置による自動放棄)。
しかし共同元首の指導によって立ち直りつつある(臨時公政府)。

地理

首都

トヨノハラ。豊乃原とも表記する事がある。
月兎族の旅団が設置したテント群である。今後は月兎族伝統の木造住宅群が建ち並ぶ都市にすることが計画されている。

民族

元々無人の島嶼群であったために月兎族以外の居住は無い。

亜人種

月兎族。別名流浪する兎。
女性しか存在しない事を最大の特徴とし、繁殖は自らが開発した遺伝子の打ち込み技術を用いて行う。
非常に手先が器用で工芸品は非常に有名である事などから常に狙われる種族でもある。弾圧と流浪を繰り返した結果、様々な地に散っている。
しかし世界に散った月兎族は混血が顕著に進んでいるとされ、"完全な純血"とみられる月兎族はこのクシナダ小公国の集団以外は殆どいないとされる。
その一方で月兎族に起源を持つ種族は多く、代表的な種族としてヴィーラ・アディリク共和国のテトラ族やバラド=ドゥーア共和国の黒兎族(レパノア)などが挙げられる。

政治

  • 第一期(小公国時代)
    制限君主制であり、公は国家に危険が及んだ場合にのみ権力を行使することが出来る。平時は一院制で任期6年の議会が中核となる。議席数は100で比例代表制であり、過半数を握った政党が国家運営を行う事になるが基本的に一つの政党が過半数を握るのは非常に難しい為に政党間協約を結んで事実上の連立与党を形成する事が多い。この政治システムは非常に不安定で改革を求める声は大きかったが全会一致で議会改革案が可決され、今までの100議席の比例代表に175議席の中選挙区による選出議席が追加され、議会の安定が期待されている。議会選で2議席以上を獲得した政党を法的な政党としている為に1議席しかとれない政党は諸派とされ一括りにされる。法的な政党は議席数に応じて政府から補助金が来るが微々たるものなので党員の獲得に必死である。無所属は基本的に禁止であり、何れかの政党に所属しなければならないが法的か否かは関係ないので議員1名で申請して諸派となることが大抵である。
  • 第二期(臨時公政府時代)

元首

小公国の元首は巫女長と公の共同元首である。元々は巫女長のみであったが第25代巫女長が早世し、残された子供が幼すぎた為に巫女長たるフェーストレーム家の分家であるルーストレーム家が摂政を名乗って政治の補佐を行うようになった。次第に巫女長と摂政の図式は変化していき、第3代摂政カイサ・ルーストレームが公を名乗り始めたときには実権は完全にルーストレーム家が握るようになった。そこから更に巫女長は月兎族の象徴としての儀式・儀礼を行い、公は政治を行う共同元首の形となっていった。その後議会制に移行し、公は議会当選者への当選証書の授与や、叙勲、議会で成立した法案への署名といった"政治的"儀礼を担当するようになった。

議会

  • 小公国時代
    与党
    政党名党首議席数政治思想
    自治党モア・ネレム83保守主義
    改革連盟ヒルデガルド・ヴァレンクヴィスト47新自由主義
    新共和党リンダ・ヴェストバリ21中道主義
    自由新党ソフィーア・ユーリーン8新保守主義
    野党
    政党名党首議席数政治思想
    大衆貢献運動アルフリーダ・ニールンド65社会民主主義
    平和党オーサ・ストールバリ29環境主義
    民主連合マルティナ・フルトグレーン14民主社会主義
    白友会アンニェリカ・グッルバリ3民族主義
    労働者党カリーナ・ブルネッル2マルクス主義
    諸派3諸派
    諸派の政党
    政党名政治思想
    全人民連帯自主管理社会主義
    新党みらい緑の保守主義
    クシナダ共産党毛沢東思想

外交

宗教

月兎族の信仰はあらゆるものに神を見出す、多神教である。神の数は100を超え、"八百万の神"とも呼ばれる。その中でも月を最重要視しており、祭事は月の状態を見て執り行われる。

経済

工芸品が主だった産業で、月兎族の作る工芸品は非常に高い評価を受ける。

産業

農業

漁業

工業

観光

軍事

陸軍

海軍

文化