概要 †
亜人種により建国されたグランイーラ大陸南東部に位置する絶対君主制国家。
歴史 †
大戦以前は現在の帝国領内において約半数が居住していた。鬼族やエルフ族、巨人族、小人族などの様々な亜人種が民族ごとに小国を築いて生活していたが、各民族の人口増加とそれに伴う食料需要急増と領土拡大政策に伴い大戦前期では同種族の複数の民族(小国)間で戦争が勃発していた。大戦戦争後期では大半の亜人種民族による小国を征服した巨人族率いる帝国が在来人種との戦争を繰り広げていた。大戦末期では「フシギなチカラ」による恩恵が全種族で半減し、外来人種と停戦状態となった。停戦から10年後は「フシギなチカラ」による恩恵は更に弱まっており、同時期に隣国のオボル共和国に宣戦布告され、巨人族による亜人帝国は同共和国により征服された。巨人族による亜人帝国征服から20年後、オボル共和国内の亜人族追放先及び亜人族奴隷の植民地として親オボル共和国の傀儡国家ローザデルタ帝国が建国された。現帝国は巨人族による亜人帝国を征服する際にオボル共和国へ秘密裏に内部情報の提供や軍事物資の援助を行い、同共和国と友好的な民族である亜人種の鬼族にのみ帝国の統治権及び帝位に就く権限が与えられている。
地理 †
沿岸部は平地が多く丈の低い植物のみが繁殖した草原がほとんどであり、内陸部へ近づくにつれて森が多くなる。
山地は少なく、国内最高峰の山は標高470mである。
首都 †
国土南部を流れるライヒェ川(Leiche Fluss)により形成される三角州に首都ケッテンブルク(Ketten berg)が置かれている。
言語 †
公用語はローザデルタ語である。ローザデルタ語は外来人種が話していたドイツ語とほぼ同じであるが、発音は独特の訛りがある。
外来人種が現れるまでは民族ごとに原始的な言語が存在したが、建国の際に異なる民族間の円滑な意思疎通を目的として外来人種の中で話者が最も多く、在来人種言語と比較よりも修得しやすく合理的なドイツ語がローザデルタ語(公用語)として採用された。
民族 †
亜人種は鬼族、エルフ族、巨人族、小人族など多種が共存している。
外来人種はゲルマン民族が多数を占める。
在来人種はオボル系諸部族とミア民族で9割以上を占め、その他はオモレニア系諸部族が生活している。
在来人類種 †
大戦以前は現在の帝国領内において約半数が在来人種であったが、亜人種との戦争や種族内の民族戦争により全人口の6%にまで減少した。一時は増加傾向にあったが、近年では在来人種が大半を占めるオボル共和国への移住が増えている。残留している少数民族の多くが排他的であり、亜人種、人類種、同人種でも他民族への敵対意識が強く、現在でも度々問題を起こしている。現在は「フシギなチカラ」による恩恵をほとんど受けていない。
外来人類種 †
大戦後にアースから移住して来た。ドイツ人話者が最も多く、次いで英語、フランス語、イタリア語の順に話者が多い。移住直後は他人種との意思疎通が難しく、在来人種や亜人種との間で局地的に紛争が発生したが、亜人種の鬼族による帝政が開始されると会談の場が設けられ、亜人種と外来人種との間で友好宣言が発表された。現在は亜人種に対して友好的である。「フシギなチカラ」による恩恵全く受けていない。
亜人種 †
大戦以前は現在の帝国領内において約半数が亜人種であった。大戦時には多くの死者を出したが、人口増加政策によって現在では人口の7割以上を占める。現在は亜人種に対して友好的である。現在は在来人種同様「フシギなチカラ」による恩恵はほとんど受けていない。
政治 †
帝国の統治権及び帝位に就く権限は鬼族にのみ与えられており、同民族の政治的影響力が非常に大きい。
外交 †
オボル共和国に征服されて以来、同国の傀儡国家である現在も関係が深い。
国内における開発の大半及び、国交締結は自国の判断で行うことが許可されている。
国名 | 友好度 | 備考 |
ヴィーラ・アディリク共和国 | ◎ | 建国直後に発生した食糧危機に際し、食糧支援を受ける |
エルタニャ及びオモレア諸邦連邦 | ○ | |
エフライム国 | ○ | |
オボル共和国 | ☆ | 建国以来の宗主国であったが、政府解体により崩壊した。同国領地は帝国により保護されている。 |
クークソニア・シルル列島諸邦 | ○ | |
ツィトラルコ連合 | ○ | |
ボルトニア共和国 | ○ | |
マリルク共和国 | ○ |
宗教 †
亜人種や在来人種の少数民族の一部は独自の宗教を信仰しているが、ほとんどは外来人種の持ち込んだキリスト教を信仰している。
キリスト教徒はプロテスタントが多く、カトリックは少数となっている。
外来人種も大半がキリスト教徒で僅かにイスラム教徒やユダヤ教徒が存在する。
経済 †
大規模な人口増加政策により総人口3億人を擁し、経済力が高い
産業 †
第2次産業を主要産業として農業、商業の順に労働者が多い
農業 †
各地の農場で外来種が持ち込んだ小麦や根菜類、固有種の作物作物が生産されている
漁業 †
工業 †
主要産業であり、第2次産業労働人口は全労働者の約半数を占める
観光 †
国土中央東部の商業地区は数少ない観光名所の一つ
軍事 †
国土開発と平行して軍事力を増強中
陸軍 †
新型戦車、小火器に重点を置いて開発中
海軍 †
運用中の主要艦艇
艦種 | 艦型 | 隻数 |
空母 | Graf Weisenborn Klasse | 1 |
戦艦 | Heidrich Klasse | 2 |
巡洋艦 | Admiral Hirsch Klass | 2 |
駆逐艦 | Zerstörer1 Klass | 1 |
揚陸艇 | Landungsboot1 Klass | 1 |
合計 | 7 |
第一次海軍拡張計画(α計画)103~110年まで実施中
建造予定の主要艦艇
艦種 | 艦型 | 隻数 | 新就航数 |
空母 | Graf Weisenborn Klasse | 1 | 1 |
戦艦 | Heidrich Klasse | 2 | 1 |
巡洋艦 | Admiral Hirsch Klass | 2 | 1 |
駆逐艦 | Zerstörer1 Klass | 2 | 0 |
揚陸艇 | Landungsboot1 Klass | 3 | 0 |
合計 | 10 | 3 |